「もっと早くやっておけばよかった」と心から思うことが、お金まわりにあります。
それは、ドルコスト平均法での積立投資。
57歳の今、振り返ってみると、私は本当に長い遠回りをしてきました。35歳まで貯金ゼロ、40代でようやく貯金派になり、投資信託を始めたのはコロナ禍。今日は、そんな私の正直な投資遍歴を書いてみようと思います。
35歳まで貯金ゼロ、「幸せはローンで買えばいい」
20代から30代前半まで、私は完全な浪費家でした。
見栄を張ってブランドバッグを買い、服を買い、お金がなければローンを組む。
当時、『幸せはローンで買えばいい』みたいなトーンでそのまま生活していました。
気がつけば30歳代も後半、貯金しては旅行・引っ越しと貯金と無縁な生活をしていました。
40歳前後、母に背中を押されて
40歳が近づいてきた頃、将来の備えを全くしていない私に呆れた母が強制的に積立貯金を
するように手配をしてくれた。その当初は迷惑に思っていたが・・本当に感謝しています。
そこから毎月数万円ずつ、自動で引き落とされていく。
ただ、株や投資にはまったく興味が湧きませんでした。むしろ「私みたいなギャンブル好きは、投資には手を出さない方がいい」と思っていたくらいです。
勝間和代さんの本を読んだけれど、結局なにもしなかった
そんな頃、勝間和代さんの『お金は銀行に預けるな』という本を読みました。
「投資信託に毎月積み立てる」「ドルコスト平均法」というキーワードが何度も出てきます。理屈はわかる気がしました。
でも、結局なにもしませんでした。
理由を正直に言うと、証券口座を作ること自体が、ものすごく億劫だったんです。
バブル崩壊で山一證券が倒産したとき、同期で山一に入社した子がいました。少し時代が下って、堀江貴文さんのライブドア事件もありました。証券会社というだけで、なんとなく怖いというか、距離を置きたくなる存在だったのです。
結果、勝間さんの本は本棚に並んだまま、貯金派の生活が続きました。
コロナ禍、両学長との出会いで重い腰が上がった
大きく流れが変わったのは、コロナ禍でした。
家にいる時間が増えて、YouTubeで「リベラルアーツ大学」の両学長の動画を見るようになったんです。
S&P500というアメリカの株価指数に連動した投資信託を、ドルコスト平均法で積み立てる。20年、30年と続ければ、複利の効果でそれなりの財産になる、という話。
勝間さんの本で読んだ話と、本質的には同じでした。それでも今度は、なぜか「やってみようか」という気持ちになりました。
2022年、楽天証券に口座を開設。清水の舞台から飛び降りるような気持ちで、120万円を一括で購入しました。本当は積立にすべきところを、勢いで一括にしてしまったんですね。
2024年、新NISAをきっかけに積立投資を始めた
時代が変わり、年金では暮らせないことを象徴するように、政府がNISAで投資を進めるようになりました。
2024年から新NISAが始まったのを機に、私もSBI証券で積立投資をスタート。
今度はちゃんと、毎月コツコツのドルコスト平均法です。
一方、2022年に120万円を入れた楽天証券の口座は、パスワードを忘れてしまってずっとそのまま。
新NISAを始めたあとも、しばらく放置していました。
2年間放置していた楽天証券を見て、驚いた
転機は、家計管理アプリ「マネーフォワードME」を使い始めたことでした。
すべての口座をひとつにまとめたくて、楽天証券のパスワードを再設定して接続。
久しぶりに残高を見て、目を疑いました。
120万円で買った投資信託が、200万円を超えていたのです。
2年間、なにもせず放置していただけ。それなのに、定期預金では絶対に届かない金額になっていました。
今思うこと、これからのこと
今、心の底から思うのは、「もっと早くやっとけばよかった」ということです。
勝間さんの本を読んだあの頃に、面倒くさがらずに証券口座を作っていたら。30代の頃から、たとえ少額でも積み立てを始めていたら。複利の力は、もっと違う景色を見せてくれていたはずです。
でも、後悔しても仕方ありません。
57歳の今からでも、できることはあります。新NISAでの積立を続けること、そして、こうしてブログで自分の遠回りを残しておくこと。同じように「証券口座を作るのが億劫」と感じている誰かに、少しでも届けばいいなと思います。
注意書き
この記事は、あくまで私個人の体験談です。投資は元本が保証されているものではなく、商品や時期によって結果は大きく変わります。実際に始める際は、ご自身でしっかり情報を集め、無理のない金額からスタートしてくださいね。

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